タイトルの通りの相談をクライアントから受けました。
クライアント自身はグイグイガンガンいけるタイプ。
だけどチームメンバーや部下や後輩の人は全然グイグイいけない。
「社長さん相手に営業した経験ない…こわい」
「セミナー講師なんてやったことない…どーしよー」
「100名近い人を前にしてスピーチなんて私にはできっこない…」
と、モジモジしてしまう人ばかり。
ガンガンといけるクライアントからしたら理解不能。
Sell Before Build It
創る前に売れ
でとにかくやっちゃえばいいのに。
あ~~~~もどかしい!!!
いったいどうやって指導教育すればいいのか?
という内容の相談でした。
結論から言っちゃうと、自信を持たせてあげること。
今まで未経験のことにチャレンジする自信がないだけなんです。多くの人は。
ほとんどの人にとって、リスクをとって最初の一歩を踏み出す勇気がないだけ。
なので、親身になって、不安をできるだけ払拭してあげて、ポ~ンっと背中を押してあげればいい。
これが僕が提示した解決策です。
で、具体的にどうやって背中を押してあげればいいかを紐解いていきましょう。
今回の相談者の場合は、真面目な部下が多いそう。
ヒアリングしてみるとクライアントが使っている真面目という定義は、
真面目 = ルールをきちんと守れる人
だというニュアンスで使っているみたい。
なのでこの前提で話を進めていきます。
真面目でルールはきちんと守るが、リスクとってチャレンジできない人。
この人にどうやって自信を持つように教育できるか?
これが整理したクライアントの相談内容です。
ルールを守る人と言うのは、法律や雇用契約や就業規則や約束を守れる誠実な人です。
・始業時刻には遅れずに来る
・上司や先輩から言われたことは素直に聞いて実行する
・ビジネスプライベート問わず待ち合わせ時刻などは1分1秒も遅れない
など会社組織にとっては超頼もしい人材。
このてのルール絶対主義者を説得するにはルールを使うのが王道です。
ルールや法律や規則規律に弱いんです。この手の人たちは。
ルール信者にとって最も効果的なのは、
- 従業員は雇用契約に従うべき。
- 従業員は会社の数字を改善させるために雇用されている。
- だから会社の数字を改善(売上upコストdownなど)のため怖くても一歩一歩前進し続けねばならない
この3点をみっちり教えること。
この3点に同意できない場合は、従業員というポジションから脱し、自分で起業しなさいと説く。
そして自分で起業して従業員を雇ったときのためにも、「従業員は会社の数字を改善すべき」という数字改善マインドを経験しておくとよい。
なので、怖くても一歩一歩前進し続けなさいと。
目には目を
歯には歯を
ルール信者にはルールを